EURO2024で史上初のラウンド16進出を決めたジョージア。歴史的快挙に同国元首相が多額のボーナスを申し出たようだ。イギリス『BBC』などが伝えた。
今回のEUROで初出場しているジョージアは初戦のトルコ代表戦こそ1-3で落としたが、第2戦のチェコ代表戦を1-1で引き分けて初の勝ち点を獲得。勢いに乗ると、第3戦ではエースのフヴィチャ・クヴァラツヘリアなどのゴールにより強豪のポルトガルを2-0で下すサプライズを演じ、勝ち点4により3位グループ上位でのラウンド16進出を決めた。
この快挙にジョージア元首相のビジナ・イヴァニシビリ氏が840万ポンド(約17億円)のボーナスを寄付することを申し出たとのこと。同氏はポルトガル撃破での16強入りに「歴史的かつ夢のような勝利だった」と感動していたようだ。
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ジョージア生まれで2012年から約1年にわたってジョージアの首相を務めたイヴァニシビリ氏は、1990年代に銀行業やコンピュータ販売、金属などの投資によりロシアで富を築いた68歳の実業家で、その資産は38億ポンドを超えるとも。ラウンド16でスペイン代表を下してベスト8入りすれば、さらに840万ポンドを寄付することを約束したとのことだ。