アル・ヒラルは、マンチェスター・シティからジョアン・カンセロを獲得したことを発表した。
2019年にユヴェントスからマンチェスター・Cに加入したカンセロは、3シーズン半にわたってチームの主力としてプレー。3度のプレミアリーグ優勝などに貢献したが、ジョゼップ・グアルディオラ監督との対立が噂されたりとチーム内での立場が揺らぎ、直近の1年半はバイエルン・ミュンヘンとバルセロナに期限付き移籍していた。
バルセロナからマンチェスター・Cに帰還した今夏、カンセロに対してはサウジアラビア勢からの関心が届く。王者アル・ヒラルは、サウド・アブドゥルハミドがローマに移籍することからサイドバックの補強を目指しており、ポルトガル代表DFに白羽の矢を立て、獲得に向けて動き出したことがわかっていた。
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そして27日、アル・ヒラルはカンセロを獲得したことを発表。両者は2027年までの3年契約を締結し、サラリーは年俸1500万ユーロ(約24億円)に上る模様。さらに、マンチェスター・Cに支払われる移籍金は2500万ユーロ(約40億円)になると伝えられている。
カンセロは古巣マンチェスター・Cの公式ウェブサイトで「シティのみんなが将来的に継続した成功を収められることを祈りたい。この偉大なクラブに在籍した間、僕はたくさんのとても特別な思い出を作った。チームメイト、コーチ陣、シティのスタッフのみんな、そしてファンに感謝したい」と別れを告げた。