セビージャのイヴァン・ラキティッチがアル・シャバブ移籍に近づいている。
2014年に加入したバルセロナで多くのトロフィー獲得を成し遂げたラキティッチは、2020年夏に古巣セビージャに6年ぶりに復帰。2022-23シーズンにはヨーロッパリーグ制覇に貢献するなど、ここまでの3シーズン半にわたってチームの主力としてプレーしてきた。
しかし、今夏には契約満了に伴ってフリーになる予定の35歳のラキティッチに対しては、これまでにも去就に関してさまざまな憶測が浮上。同選手自身は以前に今夏以降もセビージャでプレーする考えがあることを明らかにしていた一方で、リオネル・メッシらバルセロナ時代の元チームメイトが在籍するインテル・マイアミに新天地を求めるのではないかとも伝えられていた。
そんなラキティッチだが、今冬の移籍市場でサウジアラビアのアル・シャバブに新天地を求めることになりそうだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は『X』で元クロアチアMFの去就について伝えた。
「イヴァン・ラキティッチはセビージャ、クラブ、彼のチームメイトに退団することを伝えた。ラキティッチはサウジのアル・シャバブに加入することを受け入れた。今、正式な手続きが進められている。メディカルチェックは今週末に予約された。サウジには月曜日に渡る予定だ。Here we goは間もなくだ」
また、『The Athletic』によると、ラキティッチはチームメイトにすでに挨拶を済ませた模様。さらに、セビージャは人件費を削減するために、契約満了まで半年を切った同選手の早期退団に向けて交渉することに前向きだと伝えられている。