インテル・マイアミのリオネル・メッシは、現役引退を検討していないことを明かした。
長年フットボール界の頂点に君臨し続けるメッシ。2004年にデビューしたバルセロナで大活躍を残し、パリ・サンジェルマンを経て現在アメリカのインテル・マイアミでプレーする同選手は、史上最多となる8度のバロンドール受賞を誇る。さらに、アルゼンチン代表としては2022年のワールドカップ制覇や2度のコパ・アメリカ制覇を獲得した。
フットボール界歴代最高の選手とも評価されるメッシだが、今年6月に37歳の誕生日を迎えた。すでにキャリア晩期に入るものの、クラブと代表でいまだに中心選手として輝き続ける同選手は、『マルカ』の America Awardに輝いた際に自身の将来について言及した。
「少し歳を取ってしまったけど、まだまだタイトルに貪欲だ。家族からのサポートを感じているから、僕はアンストッパブルだ。僕はフットボールが大好きで、僕のすべてだ。今日までにやってきたことを成し遂げる前にはアルゼンチンで本当に難しい時間を過ごしていた。でも、その経験が大きな助けになっていると思う」
「インテル・マイアミに来たことはすぐに引退することを意味しているわけではない。まだまだプレーするための時間が僕にはある。僕は時間を早めたり、先を見ることが好きじゃない。毎日を楽しもうとしている。良い気分を感じ、幸せになるためにこのレベルでプレーし続けられることを願っている」
「僕が大好きなことをしているとき、僕は幸せだ。このことを2026年ワールドカップに出場すること以上に大切にしている。ワールドカップ出場を目標に設定してはいないけど、毎日を充実して過ごすことを目標にしている」