Arsenal FC v Leicester City FC - Premier LeagueGetty Images Sport

アーセナルにあってマン・Cにないものとは?「優勝候補」を現地記者が分析「調子が悪い日に負けないなら…」

今季4勝目を挙げたアーセナルについて、イギリス『スカイスポーツ』のサム・ブリッツ記者が分析している。

28日に行われたプレミアリーグ第6節で、レスターと対戦したアーセナル。20分にマルティネッリ、前半終了間際にトロサールがネットを揺らして2点をリードしたものの、後半に入ってジャスティンの2ゴールを許して同点に追いつかれる。それでも猛攻を仕掛け続け、後半アディショナルタイムにオウンゴールで勝ち越し、その後にハヴァーツがダメ押し弾を挙げ、4-2で勝利を飾っている。

これで開幕6試合で4勝2分けとしたアーセナル。アストン・ヴィラ(2-0)やトッテナム(1-0)、マンチェスター・シティ(2-2)といった上位陣との試合が続いた中でも無敗をキープしているが、ブリッツ記者は「なぜアーセナルは優勝候補なのか?」と題し、以下のように分析した。

以下に続く

「順位表ではシティと並んでいるが、ブックメーカーではわずかに優勢だ。とはいえ、シティに経験があり、アーセナルは21年ぶりのプレミアリーグ制覇を目指していることを考えると、これはまったく意味がないだろう」

「それでも、アーセナルにあってシティにないものはあるのだろうか? 答えは明白、セットプレーだ。トッテナム、シティ、そしてレスター。3試合連続で同じCKから得点している。右からブカヨ・サカがクロスを上げ、選手数名がGKに詰め寄り、ボールがゴールネットを揺らす。アーセナルが計画的に重圧をかける好例だろう」

「そしてピッチの様々なエリアで訓練されており、セットプレーだけでなく、オープンプレーも非常に効率的だ。スティーブ・クーパー監督は、(アーセナルの)カットバックやクロスをどう防ぐかに1週間を費やしたにもかかわらず、『(前半に)典型的なアーセナルのゴールを2つ許した。それほど優れている』と語っている」

「アーセナルはネットを揺らし続け、ポイントを重ね続けている。ここ10日間は非常に難しい状況ではあったが、未だ無敗だ。調子の悪い日にアーセナルに勝てないのであれば、一体いつ勝てると言うんだ?」

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