アーセナルOBパトリック・ヴィエラ氏は、マンチェスター・シティ戦へ挑む古巣について語った。
過去2シーズンは長期間首位に立つなどプレミアリーグ制覇に大きく近づいたものの、いずれもマンチェスター・Cに逆転を許して2位に終わったアーセナル。21年ぶりのリーグ制覇を目指す今季だが、開幕4連勝で首位に立つライバルに対し、3勝1分け無敗で2位につけている状況で、22日に敵地での直接対決に挑む。
そんなアーセナルについて、ヴィエラ氏が『The Athletic』で言及。アーセナルにとって最後のプレミアリーグ制覇かつ唯一の無敗優勝を達成した2003-04シーズンのキャプテンを務め、またマンチェスター・Cでのプレー経験を持つレジェンドは、今回の大一番について以下のように語った。
「アーセナルにとってより大きな試合になるだろう。アーセナルは良いパフォーマンスを発揮し、勝利しなければならない。シティはこうした試合の勝ち方を知っている。だからこそ、アーセナルにかかるプレッシャーはシティよりも大きいと思う」
また、足首靭帯の損傷により離脱する主将マルティン・ウーデゴールについて「アーセナルにとっては大きな損失だね。彼はキャプテンであるだけでなく、ピッチ上のリーダーであり、技術的にも牽引する存在だ。彼がピッチにいれば周りの選手たちも安心する。アーセナルのテンポを左右する選手で、ラスト30ヤードで何かを生み出すからね」と欠場によるダメージは大きいと予想している。
その上で「そうした状況でも、最後まで戦い続けたいのであれば、選手たちはもっと責任を負って、もう少し努力が必要になるだろう。どうなるか楽しみだよ」とし、大一番に期待を込めた。