オヴィエドのサンティ・カソルラは、古巣アーセナルについて語り、帰還の可能性をほのめかした。
ビジャレアルやマラガを経て、2012年からアーセナルに加入したカソルラ。ピッチに立てば輝きを放った同選手だが、負傷して10度の手術を受け、感染症の影響で一時は右足切断の危機にも陥った。それでも、プレーできる状況にまで回復すると、2018年に古巣ビジャレアルに復帰し、昨夏からはユース時代を過ごしたオヴィエドでプレーしている。
39歳になった現在もピッチに立ち、オヴィエドの昇格プレーオフ進出に貢献したカソルラは、4月にイギリス『ガーディアン』に対して古巣アーセナルについて「ぜひとも帰還したい」と言及。そして、昇格プレーオフ準決勝ファーストレグのエイバル戦を前に同選手は『スカイスポーツ』で古巣やチームを指揮する元チームメイトのミケル・アルテタ監督への思いを語った。
「アーセナルにはとても特別な愛情がある。素晴らしい6年間を過ごし、どれだけ多くの人たちが僕のことを愛しているかを知っている。もちろん、今監督を務めるミケルとドレッシングルームで一緒だったという幸運にも恵まれた。僕たちはそのこと(アーセナルへの帰還)についても話をした」
「でも、今はオヴィエドに貢献し、選手としてのフットボールを楽しみ続けること以外何も考えてはいない。それから、僕にどんな将来が待っているかがわかるだろう。アーセナルが僕の帰還のためにいつだって扉を開けてくれているクラブであることは明らかだ。でも、今はプレーオフのこと、僕の選手としてのキャリアの最後の日々を楽しもうとすることだけで僕の頭はいっぱいだ」