『AFC(アジアサッカー連盟)』は、アジアカップのグループステージの視聴率が大幅に増加したことを発表している。
1月からカタールで行われているアジアカップ。すでにグループステージ、ラウンド16の全日程が終了し、ベスト8が出揃うことに。2日より準々決勝がスタートし、タジキスタンvsヨルダン、オーストラリアvs韓国、イランvs日本、カタールvsウズベキスタンが予定されている。
そんな中で『AFC』は1日、グループステージのテレビ視聴率に関して発表。今大会はアジアはもちろんヨーロッパや南北アメリカ、アフリカなど160に及ぶ地域で、60近くのメディアと120以上のチャンネルで放送されているが、2019年大会と比べて視聴者数は急増。累積視聴率は14%も上昇したようだ。
特にベトナムでは、グループステージだけで視聴者数が2億人を突破し、前回大会から84%も増加。また韓国でも視聴率が51%増加し、インドネシアでは視聴者数が1億4500万人を記録したという。
『AFC』は「グループステージの視聴率は2019年大会と比べて大幅に増加し、真の世界的な放送を達成した」と発表。事務総長のダトゥク・セリ・ウィンザー・ジョン氏は、「暫定的ではあるがこの視聴率は、アジアサッカーに対する需要の高まりを裏付けるものであり、プラットフォームと同じく、選手、チーム、熱狂的なファンが世界レベルであると証明している」と語っている。