日本代表は21日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループB第3節で北朝鮮代表をホームに迎え、1-0で勝利した。
2次予選2連勝スタートの日本が、1勝1敗の北朝鮮と対戦。森保一監督は今回、前線に堂安律、上田綺世、前田大然を並べ、トップ下に南野拓実を置く4-2-3-1を採用し、遠藤航と久保建英をベンチスタートとした。
試合は開始早々、1分22秒ほどで日本が先制する。ショートコーナーからのクロスをボックス右の堂安が折り返し。南野が合わせきれなかったが、こぼれ球を拾った堂安が再びクロスに持ち込むと、正面で合わせた田中碧がゴール右上にシュートを突き刺した。日本代表26キャップ目の田中はこれが代表通算8ゴール目となった。
幸先よくリードした日本は、ポゼッション率を高めて試合の主導権を掌握。ボールロストしても素早い切り替えですぐにボールを奪い返すと、堂安らが枠内シュートに持ち込んで追加点を狙いにいく。しかし、43分にゴール前に抜け出して決定機を迎えた堂安のシュートもGKのファインセーブに遭って追加点を挙げることはできず、リードは1点のまま試合を折り返した。
迎えた後半、日本は49分にペナルティアーク付近のハン・グァンソンにゴール右を捉えるシュートを放たれるも、GK鈴木彩艶が好反応でわずかに触ったボールがポストに直撃。跳ね返りからネットを揺らされるが、その前にファウルがあったことでノーゴールとなり、難を逃れる。
終盤にかけてオープンゲームとなると、日本は自陣ボックス内まで侵入される場面も増やされるも、最後の部分で踏ん張って得点を許さず。80分にボックス左へ抜け出した上田のシュートもGKのセーブに遭って2点目とはならなかったが、そのまま1-0で勝ちきることに成功した。
3連勝で勝ち点9とした日本はこの後、26日に行われる第4節で北朝鮮とのアウェー戦を迎える。