アトレティコ・マドリー主将MFコケ(32)は、スペインのフル代表にも招集された後輩MFパブロ・バリオス(21)を自身の後継者として捉えているようだ。
アトレティコの下部組織出身のパブロ・バリオスは、類い稀なテクニック、運動量、そして怖いもの知らずとも言える大胆なプレーでもって同クラブのサポーターの心をつかんだ。ディエゴ・シメオネ監督からも信頼を寄せられており、今季はレギュラーとして活躍。そして今回のインターナショナルウィークでは、最初U-21スペイン代表に招集されていたが、MFアレックス・バエナ、MFマルティン・スビメンディが離脱したスペインのフル代表に呼ばれ、18日のネーションズリーグ・スイス戦でデビューを果たす可能性がある。
そんなパブロ・バリオスのことを、同じくアトレティコの下部組織出身で、クラブの象徴でもあるコケも称賛する。
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スペイン代表から呼ばれなくなって久しいアトレティコのキャプテンは、パブロ・バリオスを自身の後継者として指名。しかし“アトレティコのDNA”を示す、または伝えるかのように、出場機会などを巡って競争していく意欲を口にしている。
「パブロはアトレティコの現在であり未来だ。彼には自分の後継者になれと言っているんだよ」
「だけど、僕にだってまだ時間が残されている。彼に困難な日々を過ごさせたい、苦しめたいと思っているんだ」
「パブロは僕たちにとって大切な選手だ。そのプレーには迫力とクオリティーがあり、シュートだって狙うことができる。ほかとは一線を画す選手だね。将来アトレティコにとって重要な存在となってもらうため、僕たちで助けていかなくちゃいけない」