フェイエノールトのFW上田綺世がここまでのチームの適応ぶりについてクラブの公式You Tubeで語っている。
今夏にセルクル・ブルッヘからフェイエノールトへ加入した上田。英語の勉強については「少しずつ、継続的にしています」と明かす。また、ピッチ上では9月のユトレヒト戦で初ゴールを記録。「ほっとしました」と明かしつつ、チームから求められていることは多いと語る。
「フェイエノールトはボールを持つ時間も長いですし、いろんな引き出しを求められるという印象があります。何か一つに特化するのも大事ですけど、いろんなプレーができるというレパートリーを増やしていかないといけないと難しいですね」
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「それはセルクルでもそうでしたけど、チームが変わって僕にないものを求められることも多くあるので、そういうことにトライできるというのは選手として成長できる部分だと思っています」
その一方で、ライバルであるサンティアゴ・ヒメネスはリーグ戦11試合で13ゴールをマーク。上田はライバルの動きを注意深く観察しているという。
「ヒメネスは僕が持っていないものをたくさん持っていますし、現に数字もそうだし、プレーを見ても優れている選手だなと思います。彼がなんでこれだけ点が取れるかというのを分析しながら、彼を見ているつもりです。理由が全部はわからないが、彼が何を考えてプレーしているのか、フェイエノールトの形の中で自分の武器や動きをどうしているのかを注視しています」
今後に向けて上田は「まずは出場時間を勝ち取りたい。チームが勝ち取っていく結果に対して貢献したいし、そこに向けて一つずつステップアップしていきたいです」と意気込んだ。