エールディヴィジは19日に2023-24シーズンの最終節が行われ、AZはユトレヒトと対戦した。
前節終了時点で勝ち点64(得失点差+31)を稼ぎ、3位トゥエンテ(得失点差+32)と2ポイント差の4位につけていたAZ。勝てばチャンピオンズリーグ予選出場権獲得の可能性がある大一番で、好調の菅原由勢もスタメンに名を連ねている。
AZは15分にデ・ヴィトがネットを揺らすと、その1分後にはファン・ボメルが追加点を奪い、一気にリードを2点まで広げる。さらに37分には、菅原の高精度クラスからパヴリディスがネットを揺らし、前半だけで3点を奪い勝負を決めにかかる。
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しかしAZは55分に失点を喫すると、60分にデ・ウィトがVARレビューの結果一発退場に。10人での戦いを強いられる。さらに71分にもゴールを許すと、82分に痛恨の3失点目。このまま3-3のドローで試合を終えた。
そして3位トゥエンテは、敵地でズヴォレに2-1と勝利している。
この結果、3位トゥエンテは勝ち点69でフィニッシュ。AZは痛恨の引き分けに終わり、勝ち点65の4位でシーズンを終えることに。チャンピオンズリーグ出場権は逃したが、来季のヨーロッパリーグ出場が決まっている。
なお菅原は、今季はカンファレンスリーグにも出場するなど公式戦42試合に出場。通算4ゴール9アシストと結果を残し、充実のシーズンを終えた。