元ドイツ代表のローター・マテウス氏は、今回のリオネル・メッシのバロンドール受賞に納得できないようだ。ドイツ『スカイ』で「メッシの受賞は妥当ではない」と言い切った。
2023年のバロンドールが発表され、メッシが史上最多8度目となる栄冠に輝いた。しかし、1990年に自身もバロンドールを受賞しているマテウス氏は、マンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランドの方がふさわしかったと考えるようだ。このように主張した。
「ここ1年間を通して見れば、ハーランドの方がメッシより良いパフォーマンスを見せただろう。メッシの受賞は妥当ではない。だが、ワールドカップがほかの何よりも重視されることが明らかだ」
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「私にとってハーランドこそ、ここ12カ月のベストプレーヤー。彼はマンチェスター・シティで重要なタイトルを勝ち取り、得点記録も塗り替えた。私にはハーランド以外考えられない。私はメッシのファンだが、この選考は茶番だ」
今回ランキング2位に終わったハーランドは、マンチェスター・シティで昨季に公式戦53ゴール9アシストをマークし、チャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、FAカップの三冠達成に大きく貢献。しかし、ノルウェー代表としては、昨年のカタールW杯出場を逃している。
一方、現在インテル・マイアミに所属するメッシは昨季、パリ・サンジェルマンで公式戦41試合に出場し、21ゴール20アシストを記録。クラブではリーグ・アン優勝の一冠にとどまるも、W杯の舞台では7ゴール決めるなどアルゼンチン代表を優勝に導いた。