Hansi Flick Barcelona 2024-25Getty

「信じられないクラブ」バルセロナ新監督フリックが意気込み「私はクライフやペップの考えから離れてはいない」

バルセロナのハンジ・フリック監督は、今夏から指揮する新天地の印象や抱負などについて語った。

2021年秋からチームを指揮したクラブのレジェンド、チャビ・エルナンデス前監督が今夏に退任したバルセロナは、後任としてフリック監督を招へい。バイエルン・ミュンヘンを2020年の3冠に導いた同指揮官の下で、無冠に終わった昨シーズンからの巻き返しを目指すことになる。

そんなフリック監督は、25日に会見でクラブについて言及。「最初の1秒からここが信じられないクラブだということが感じられた。最高のクラブであり、とても大きく、私の想像よりも大きなクラブだ」と話し、新天地での抱負を続けた。

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「私にとって最大のクラブの1つ、おそらく最大のクラブかもしれない。最大のクラブとタイトルを獲得すること、これが私がここにいる理由だ。我々がすべてのタイトルを勝ち取るとは言わない。しかし、我々が一生懸命やれば成し遂げられるし、成功するためのチャンスを手にできる。ハードワークと結果が重要で、それ以外は何もないことを理解しているが、私はとても楽しみにしている」

また、フリック監督は自身の哲学がバルセロナの哲学に近いと話し、理想のチームを作り上げたいと意気込んだ。

「これが私の仕事であり、私はバルサのコーチとして何が起きているかを理解している。目指すものは、良いプレーをすることはもちろん、ピッチ上ですべてを出し切り、良い準備をすることだ。選手たちはピッチ上でそのことを示さなければならない。私にとって、トレーニングで100%を出すことがとても重要なことだ」

「(ヨハン)クライフやペップ(グアルディオラ)の下で信じられない成功を収めていたとき、バルサがプレーしていたアイディアから、私はそう遠く離れているわけではない。私はピッチ上でボールの有無にかかわらず、アクティブで、プレーリズムのタクトを振るうチームを望んでいる」

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