11日のラ・リーガ第13節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレナでのバルセロナ戦に1-0で勝利した。イマノル・アルグアシル監督は試合後、自チームが勝利に値するパフォーマンスを見せたことを強調した。ソシエダのオウンドメディアが伝えている。
ソシエダは序盤こそバルセロナの攻勢に遭うも、その後MF久保建英を中心とした攻めを見せて、33分にFWジェラルド・ベッカーが先制点を獲得。1-0とした後には集中した守備と鋭い速攻を見せ続け、リードを最後まで守り切っている。
試合後会見に出席したイマノル監督は、自チームが“チャンピオンズリーグ級”の戦いを演じたと胸を張っている。
「チャンピオンズやトップレベルでみられる素晴らしい試合だった。私たちはとても強度のある、アグレシッブなプレッシングを見せたが、それこそが彼らがほとんどチャンスを生み出せなかった理由だ。反対に私たちは後方からボールをつなぎ、何度も決定機をつくり出している。彼らのオフサイドトラップをかいくぐりながらね。この勝利はバルセロナのデメリットより、ラ・レアルのメリットによってつかんだものだと思う」
バルセロナはこの試合の13分、MFフレンキー・デ・ヨングの縦パスからFWロベルト・レヴァンドフスキがゴールを決めたが、オフサイドの判定となった。ただ半自動オフサイドテクノロジーで検知されたオフサイドは、レヴァンドフスキの右足の足先数センチ分で、なおかつ密接していたDFナイフ・アゲルドの右足と混同している可能性も指摘されている。
「バルサのゴール取り消しは誤審? バルサの関係者たちが不満を述べている? 私はすべての意見を尊重する。しかし思うに、私たちは1分から90分まで凄まじい試合を演じた。ラ・レアルの方が上だったし、勝利は正当なものだ。たとえ点差は最小でもね」