Endrick Brazil 2023-24Getty

「比較は醜い。全員それぞれの物語がある」17歳ブラジル代表FW、“王様”ペレとの比較を嫌悪

ブラジル代表FWエンドリッキは、同国のレジェンド、ペレ氏との比較に言及している。

パルメイラスで若くして注目を集め、18歳の誕生日を迎える今夏にレアル・マドリーに加入する予定のエンドリッキ。昨年11月に17歳でブラジル代表デビューを飾ると、ここまで5試合に出場。先日メキシコ戦(3-2)では、同点にされた直後に劇的な決勝ゴールをマークした。これがブラジル代表で3試合連続ゴールとなり、3ゴール到達はペレ氏に次ぐ年少記録となっている。

この活躍から現地でも“王様”と度々比較されるエンドリッキ。その件について問われた17歳FWだが、「みんな(ジャーナリスト)は自分勝手にクレイジーな物語ばかり作るといつも思ってたんだ」と話し、レジェンドと比較されることへの思いを続けた。

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「まだ16歳だったとき、僕はソーシャルメディアでたくさん話題を見たよ。嘘をつくつもりはない。僕とヴィトール・ロッキ、僕とペレを比較し続けていたね。みんなクレイジーだ。ペレはペレだよ」

「自分を誰かと比較すべきではない。(この比較は)醜いよ。全員にそれぞれの物語や現実がある。歴史が作られるだけだ」

また、ドリヴァウ・ジュニオール監督は「彼のことは気をつけて欲しい。様々なことが短期間に起きているんだ。我々は誰かと比較したりするのではなく、落ち着き、忍耐強くならないと」とエンドリッキに対する過熱報道に釘を刺している。

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