Yankuba Minteh Feyenoord 2023-24Getty Images

三笘薫の所属ブライトン、期待の19歳ウイング獲得間近か…クラブ史上最高額67億円の支払いへ

ブライトンは、ガンビア代表FWヤンクバ・ミンテの獲得が迫っているようだ。

今季はクラブ史上初のヨーロッパリーグに挑戦したもののラウンド16敗退、プレミアリーグでも11位に終わっていたブライトン。シーズン終了後にはロベルト・デ・ゼルビ前監督が退任、新たに31歳のファビアン・ヒュルツェラー監督が就任し、新体制で新シーズンへ向けた準備を進めている。

そして、19歳のウインガー獲得が間近に迫っているという。『The Athletic』によると、ミンテの移籍に関してニューカッスルと基本合意に至った模様。移籍金はクラブ史上最高額の3300万ポンド(約67億円)前後になるようだ。選手側とも問題なく合意すると予想されており、29日にも会談、その後メディカルチェックを行う予定であると伝えられている。

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『The Athletic』は、会計上の年度最終日である6月30日までに、ニューカッスルはPSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)遵守のため資金を必要としており、ミンテの売却を目指していたことを指摘。ミンテ自身はプレミアリーグでのプレーを希望しているためリヨンを断り、エヴァートンとはドミニク・カルヴァート=ルーウィンとのトレードの形で話が進んでいたものの、カルヴァート=ルーウィンとニューカッスルが条件面で合意できずに取引は破断に終わっていたようだ。そして、最終的にブライトンへ向かうことになるという。

昨年夏に700万ユーロ(約12億円)とされる移籍金でオーデンセ・ボールドクラブ(デンマーク)からニューカッスルに加入したミンテ。その直後にフェイエノールトにレンタルされると、今季はエールディヴィジ27試合で10ゴール6アシストと大活躍。チャンピオンズリーグでゴールを挙げた他、カップ戦優勝にも大きく貢献していた。昨年9月にはガンビア代表デビューも果たしている。

右ウイングを主戦場に活躍し、将来を大きく期待されるミンテ。来季は日本代表FW三笘薫とともに、ブライトンのウイングを形成することになるかもしれない。

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