ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、三笘薫が日本代表に招集されたことへの思いを口にした。
ブライトンで2シーズン目を迎えた三笘は、ここまでチームの主力としてプレーするが、12月21日の1-1で終わったクリスタル・パレス戦で足首を負傷。その後、デ・ゼルビ監督は同選手の状態について「カオルを6週間程度失うことになる」と話し、アジアカップ2023に日本代表として出場する可能性については「プレーできるとは思わない」と話していた。
それでも、1日に発表された日本代表メンバーに三笘が選出された。森保一監督は「ケガの回復は順調です。代表・クラブのメディカルと連絡し、大会期間中の早い段階で起用できる見通しということで招集しました」とその理由を説明していた。
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しかし、デ・ゼルビ監督は三笘の日本代表招集に疑問を持っている模様。2日のウェストハム・ユナイテッド戦を前にしたプレスカンファレンスでこの件について問われた同指揮官は、率直な思いを口にした。
「我々のメディカルスタッフはミトマがケガを直すために4週間から6週間が必要と言っていたから、私は本当に驚いている。私にとって、彼がアジアカップでプレーできると考えることは難しいことだ。しかし、私はミトマやすべての私の選手たちのファンだから、彼らが代表チームのためにプレーできるのなら、私はとてもうれしいし、とても誇りに思う」