バイエルンのハリー・ケインは、トッテナムでの19年間を経てバイエルンと契約したことを”狂った経験”と表現し、「新しい学校に入ったような気分だった」と明かした。
今夏、ケインは19年間プレーしたトッテナムを離れ、ドイツのバイエルンに移籍を果たした。契約が成立する前には、ケインがバイエルンのメディカルチェックを受けるようとしていた中で、トッテナムが突然「飛行機への搭乗許可を取り消した」と報じられるなど、今夏の移籍劇の中でも最も長引いたものの一つとなった。
『FourFourTwo』の取材において当時を振り返ったケインは、「正直言って、ちょっとクレイジーな経験だったよ」と主張。続けて、「何を期待していいかわからなかった。19年間スパーズにいて、そこで本当に幸せだったからね。このような移籍がどのように起こるのかを感じ、その一端を担ったことは、私にとって初めての経験だった」と想いを口にした。
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また、ケインはドイツに降り立った翌朝にはすぐにトレーニングに行かなければならなかったことを明かし、新しい環境に身を置くことはユニークな経験だったと語っている。
「最初の数日は、新しい学校に入ったような気分だった。顔と名前を一致させ、自己紹介をし、みんなに元気かと聞かれる。過去に対戦したことのある選手も多かったから、個人的にみんなを知ることができたのはよかった。ちょっと非現実的だったけど、早く行きたくてうずうずしていたよ」