Joshua Kimmich Bayern 2024Getty Images

バイエルン幹部がキミッヒ退団の可能性を示唆?”決別が最善”と判断か「非常に優秀な選手だが…」

バイエルンのスポーツディレクターを務めるマックス・エベル氏が、クラブの中軸を担うヨシュア・キミッヒの移籍を示唆した。

シュトゥットガルトの下部組織出身のキミッヒは、ライプツィヒでプロキャリアをスタートさせると、15年にはペップ・グアルディオラ監督が熱望したこともありバイエルンへ移籍。それからクラブの主力としてプレーし、8度のブンデスリーガ制覇など数多くのタイトルを手にしてきた。

そんなキミッヒは昨季、クラブに対して複数回に渡って不満を表明。レヴァークーゼンに無敗優勝を遂げられた際には、バイエルンが苦戦したことについて「愚か」と発言するなど、クラブへの不満を隠さない姿勢が目立っていた。加えて4月にも自身の将来について曖昧な態度を取ったため、今夏にクラブを去る可能性があるという憶測が絶えない状況となっている。

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バイエルンも今夏に新指揮官としてヴァンサン・コンパニ監督を招聘。クラブとしても新たな方向に向かう中、スポーツディレクターを務めるエベル氏は『Welt am Sonntag』でバイエルン自身もキミッヒとの決別が最善だと考えている可能性を明かしている。

「ヨシュアは非常に優秀な選手だが、一般的にプロサッカーは競争のスポーツだ。我々はどの選手に対しても『君が出場する選手だ』とは言えない。私はただ、全員に適用されることを言っているだけだよ。我々はすべてのポジションに刺激的な選手を抱えており、したがって多くの選択肢があるんだ」

キミッヒはEURO2024のドイツ代表での戦いの後、現在は休暇中。彼の将来に関する話し合いは、エベル氏とコンパニ監督との間で彼の復帰後に行われる予定としている。

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