Thomas Tuchel Bayern 05082024(C)Getty Images

二転三転のバイエルン、トゥヘル監督続投の可能性は消滅「これはゼーベナー通りでの最後の記者会見」

バイエルン・ミュンヘンはこれからも監督探しが続くようだ。トーマス・トゥヘル監督は首脳陣との話し合いを認めるも、今季限りで退任する考えは変わらないことを強調した。

トゥヘル監督は今年2月にバイエルンと双方の合意の上で今季限りで退任することを表明。しかし、クラブはその後任探しに大苦戦。本命とされるレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督や昨年3月までバイエルンを率いていたドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督の招へいは実現せず、ラルフ・ラングニック監督もオーストリア代表指揮官としての続投を宣言していた。

そして、ここにきてマックス・エーバル取締役ら上層部がトゥヘル監督の引き留めに動いているとの報道が浮上。しかし、最終節ホッフェンハイム戦に向けた記者会見に臨んだ同監督は「これはゼーベナー通りでの最後の記者会見だ」と語ると、「2月の合意が維持される。話し合いはあったが、(新たな)合意には至らなかった。だから以前のままだ」と明かした。

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トゥヘル監督はチームのチャンピオンズリーグでのパフォーマンスが、話し合いにつながったとも示唆。「長いシーズンは結束を強めるものだ。レアル戦は、180度の方向転換を検討するベースとなった。だが(合意に至らなかった)理由については触れたくない。それは鍵がかかったドアの後ろの話のままにしたい」と説明した。

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