Shio-Fukuda(C)Taisei Iwamoto

19歳・福田師王、下部組織から昇格で“ボルシアMG流を体現”。クラブSDは「国際級のトップタレント」と期待

ボルシア・メンヒェングラットバッハFW福田師王はここ20年同クラブ下部組織から昇格した31人目の選手となった。

現在19歳の福田は昨年1月にボルシアMGのU-19チームに加入。昨夏にセカンドチームにあたるU-23チームに引き上げられると、今年1月にはトップチームに昇格。1月27日に行われたブンデスリーガ第19節レヴァークーゼン戦(0-0)でトップチームデビューを果たしている。

そして、福田は2004年のボルシア・パーク移転以来、下部組織からトップチームに昇格した31人目の選手として、デビューマッチで着用した背番号49のユニフォームをスタジアム内の通路の壁に飾ることに。クラブはその模様を公式ウェブサイトで伝え、本人のコメントを紹介した。

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「ボルシアの選手としてブンデスリーガデビューを果たし、その試合で着たユニフォームを今ここに飾ることができて嬉しいです。レヴァークーゼン戦に途中出場する前、とても緊張していました。どうしてもゴールを決め、チームに勝利をもたらしかったです。これからたくさん試合に出て、得点でチームを助けることができればと思います」

また、ニルス・シュマットケSD(スポーツディレクター)もコメント。「シオウはこれまで若手たちの練習やU-23チーム、以前はU-19チームの試合、そしてトップでの練習でも自分自身を示し続けてきた」と語ると、「彼は国際級のトップタレントであり、そのためプロチームの構築における我々のクラブDNAの柱を象徴する。彼がうちで歩む道はボルシア流を体現している」と強調した。

なお、福田はレヴァークーゼン戦後、第20節バイエルン・ミュンヘン戦や第22節RBライプツィヒ戦にも途中出場。3月に入ってからはセカンドチームでの起用が続いていたが、先日のベルギー1部オイペンとのテストマッチには数多くのトップのメンバーとともにスタートし、2得点でチームを2-0の勝利に導いた。

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