現在オランダでプレーする19歳GK長田澪は、所属元ブレーメン復帰後にはトップチームのセカンドGKを務めるようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
クラブでの登録名は“ミオ・バックハウス”の長田は、194cmと長身を誇る若手GK。ユース時代は川崎フロンターレでも過ごした日独ハーフのGKは、2018年にブレーメン下部組織に加入すると、現在は武者修行に送り出されたエールディビジのフォーレンダムで正守護神として全公式戦に出場中。U-15日本代表での出場歴を持つが、同年代から現在のU-20までの各年代は、ドイツ代表として出場している。
そして、ブレーメンは長田の今後に期待を寄せている模様。『ビルト』によれば、クラブは昨秋に負傷により正GKの座を失った31歳チェコ代表GKイジー・パヴレンカ、さらに25歳のドイツ人GKドゥドゥを今夏に放出する考えのようだ。昨年10月に正GKの座を手にした28歳ドイツ人GKミヒャエル・ツェッテラーに加え、“将来有望な”長田をセカンドGKとして来シーズンに臨むという。
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ブレーメンは2022年夏、長田と2026年までと見られる契約を締結。長田はこれまで、クラブが2部で過ごした2021-22シーズンに1試合ベンチ入りを経験したが、今夏以降はブンデスリーガ1部でもゴールマウスを守る可能性があるとのこと。今後の活躍に期待がかかっている。