ブンデスリーガ2部ハンブルガーSV(HSV)は12日、ティム・ワルター監督の解任を発表した。ホーム3連敗が決定打となったようだ。
2018年にクラブ史上初の降格が決まり、今シーズンは2部での6シーズン目を過ごすHSV。3シーズンは4位、直近2シーズンは3位フィニッシュで入れ替えプレーオフに回ったものの、念願の1部復帰を逃し続けている。
そして、9日の第21節でハノーファーとのホームマッチを3-4で落としたあと、HSV幹部は2年半続いたワルター体制に終止符を打つ決断に至ったとのこと。クラブはワルター監督やそのアシスタント2人の解任を発表し、当面はアシスタントのメアリン・ポルツィン氏が指揮を執ることを伝えている。
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また、ヨーナス・ボルト役員は「ホームでのハノーファー相手の不甲斐ない敗戦を受け、我々は状況分析を行ったが、今季の目標を危うくしないためには変化を加えなければならないという決断に至った」と説明。「ここ数試合のパフォーマンスにあまりにも波があり、今後数週間プレーに必要な継続的なバランスと安定感を手に入れられるという確信に欠けていた」と続けた上でワルター監督へ感謝を告げた。
なおHSVは先月半ばにアウクスブルクから今夏までの期限付きでワルター監督がホルシュタイン・キール時代から知る愛弟子の奥川雅也を獲得。しかし、アタッカーは先月20日のシャルケ戦の終盤のみに出場し、以降は膝の問題でベンチ外となっている。