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レヴァークーゼンのフェルナンド・カッロCEO(最高経営責任者)はバイエルン・ミュンヘン強化担当のマックス・エーバル取締役へ相当な苛立ちを覚えているようだ。ドイツ誌『キッカー』が伝えている。
バイエルンはオランダ代表DFマタイス・デ・リフトをマンチェスター・ユナイテッドへ売却。その一方で、『キッカー』曰くレヴァークーゼンとは移籍金2500万ユーロ+ボーナス500万ユーロでDFヨナタン・ターの移籍において合意に近づいていたものの、今夏の獲得を見送る決断を下したという。
その結果、バイエルンからの誘いを受け、9年間過ごしてきたクラブからの移籍に前向きだったとされるターは今のところレヴァークーゼン残留が濃厚に。そして、同クラブの幹部はそんなバイエルンの態度に立腹のようだ。
シャビ・アロンソ監督やシモン・ロルフェスSD(スポーツディレクター)とともにサポーターのイベントに登場したカッロCEOはバイエルンのエーバル取締役に向けて「マックス・エーバルのことはまったくよく思わない。まったくだ!」と発すると、「彼とは交渉もしたくない」とも怒りを露わにしている。
『キッカー』はこの発言について「ドイツのサッカー界では、幹部レベルでこのような形の口撃は滅多に見られないもの」と指摘。「もし両クラブが有望な話し合いを進めており、真剣に移籍金の再交渉に臨んでいるのであれば、もちろんカッロがこのように攻撃に出ることはなかっただろう」と分析し、両者が近々に交渉のテーブルに着く可能性を低いとした。