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MF佐野海舟は新天地マインツで早くもチームメイトの信頼を勝ち取っているようだ。元ドイツ代表MFナディエム・アミリはドイツ誌『キッカー』で新チームメイトの印象を語っている。
マインツは今夏にベンフィカへと去ったルクセンブルク代表MFレアンドロ・バリエロの後継者として鹿島アントラーズから佐野を獲得。同選手は先月半ば不同意性交容疑で逮捕されると、29日に釈放されて今月1日に新チームに合流。その後、不起訴処分となったことが明かとなり、先日延長戦にもつれ込んだDFBポカール1回戦ヴェーエン・ヴィースバーデン戦(3-1)で新天地での初公式戦を迎え、フル出場を果たした。
佐野と中盤のコンビを組んだアミリだが、MFのメンバー構成に手応えを感じている模様。『キッカー』の取材で「佐野海舟はスムーズに溶け込み、(CB起用の)ドミニク・コーアも本来は6番(ボランチ)だし、イ・ジェソンも以前6番として良い試合を見せた。良いチームになっているよ」と中盤の状況に満足の様子をうかがわせている。
続けて、佐野とは「通訳のおかげでいつもコミュニケーションが取れる。ピッチでは言葉なしでも多くが伝わるね」とも明かす同選手はカップ戦での新加入のパフォーマンスにも言及。「海舟はもう完全に入り込んでいるね。彼のパフォーマンスはものすごくよかったし、運動量が非常に多く、あれほどたくさんの場面でプレーに絡んだんだ。練習でも引っ込むことはない。それに彼はとても感じのいいやつだし、最高な印象だよ」と語った。
なおマインツは24日にホームで行われる開幕節でウニオン・ベルリンと対戦。『キッカー』は佐野のスタメン入りを予想している。