Ko-ItakuraGetty Images

板倉滉をPSVが獲得できなかった理由は?ダイレクターが説明「高額な移籍記録は…」

PSVのコマーシャルダイレクターが、今夏の移籍市場でボルシア・メンヒェングラットバッハの板倉滉がクラブに加入しなかった理由を説明している。

2022年夏にボルシアMGに加入した板倉に対し、今夏の移籍市場でオランダ王者PSVが獲得に乗り出し、1500万ユーロ(約24億2000万円)+ボーナスの獲得オファーを提示することになった。ただ、ボルシアMGは最終的に移籍期限直前にオファーを拒否。2026年まで契約を残す板倉を売却する必要はないと判断し、クラブへの残留が決まった。

PSVのコマーシャルダイレクターであるフランス・ヤンセン氏は『Rood Wit Podcast』の取材に対し、今夏の移籍市場で長らく獲得を狙っていた板倉とセップ・ファン・デン・ベルグを獲得できなかった理由として彼らの所属クラブが要求する高額な移籍金がネックであったことを明かしている。

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「もし我々が突然2000万(約31億5000万円)から2500万ユーロ(約39億4000万円)を支払うことになれば、それは新たな現実になってしまう。それは外部の世界に本当に影響を与えるんだ。選手を買いたい時、我々はその選手の所属クラブの最大の売却額を見る。彼らがそれを大幅に上回ることはほとんどないことを知っている。そうすれば、かなり早く探りを入れることができるからね。ただ、遥かに高額な移籍記録は大きな一歩となってしまう。来年になれば、すべての選手が我々にとってより高価になってしまうんだよ」

PSVは移籍金の記録を更新することに慎重だったとし、クラブ幹部がそれを決定すれば、来年にはその悪影響が出るだろうというのが経営陣の意見だったようだ。

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