マンチェスター・ユナイテッドは、今冬にシュトゥットガルトで得点量産中のギニア代表FWセルー・ギラシの獲得に動くかもしれない。イギリス『ガーディアン』が報じた。
報道によれば、エリック・テン・ハーグ監督はFWラスムス・ホイルンドの競争相手として来年1月にFW陣の補強を目指すという。そして、今季ブンデスリーガ10試合で15ゴールをマークしているギラシに白羽の矢が立ったとのこと。また同選手の契約には、今冬に有効となる1750万ユーロ(約28億2000万円)のバイアウト条項が盛り込まれていることも伝えられている。
『ガーディアン』は、マンチェスター・Uはすでにギラシの代理人と接触とも指摘。一方で、右センターバックや2人のミッドフィールダーの獲得も検討しているため、ギラシに関してはFWアントニー・マルシャルの買い手が見つかるかにもかかっているという。
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なお、現在ニューカッスルからの関心も伝えられるギラシだが、以前の『ガーディアン』のインタビューでは今後のプレミアリーグ挑戦への興味を認めるも、シュトゥットガルト残留の可能性も強調。「シュトゥットガルトは本当にいいチームだし、フットボールでは何でも可能なんだ。今まで通り謙虚に続けることができれば、僕たちには良いチャンスがある」と語っていた。
今季序盤は苦戦が続き、プレミアリーグでは直近3連勝で6位まで浮上してきたが、チャンピオンズリーグでは敗退の危機に瀕するマンチェスター・U。後半戦へ向け、ブンデスリーガで躍動するアタッカーを獲得するのだろうか。