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Christos Tzolis Duesseldorf 03082024(C)Getty Images

デュッセルドルフ、得点王ツォリスの買い取りOPを行使…1部クラブへの転売が既定路線?

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ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフは30日、レンタルで加入のギリシャ代表FWクリストス・ツォリスの買い取りオプションを行使し、完全移籍移行となったことを発表した。

田中碧やアペルカンプ真大、内野貴史らが所属するデュッセルドルフは現在22歳のツォリスを昨夏イングランド2部ノリッジ・シティから期限付きで獲得。すると同選手はダニエル・ティウーネ監督の下で公式戦37試合に出場し24ゴール10アシストを記録するなど大活躍。リーグ戦22ゴールを奪ったツォリスは他クラブの2人とともに得点王に輝き、チームの3位フィニッシュに大きく貢献した。

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一方で、デュッセルドルフはボーフムとの入れ替えプレーオフのファーストレグこそ3-0で先勝も、セカンドレグでは追いつかれ、結局PK戦の末敗れたため、1部復帰かなわず。これにより田中と同様、今季限りでの退団が決定的と見られたツォリスだが、クラブはその買い取りオプションを行使したことを発表した。

しかしながら、ツォリスが実際に来季デュッセルドルフでプレーする可能性は低いかもしれない。強化担当のクラウス・アロフス取締役はクラブの公式ウェブサイトで「我々はノリッジと合意していたクリストス・ツォリスの買い取りオプションを行使した」と報告した上で、次のように続けている。

「これはフォルトゥナにとって良い瞬間だが、あまり有頂天になるべきではないだろう。1年前に(選手側と)交渉した際、一つの制限を受け入れる形でしか契約を結ぶことができなかった。今度の移籍期間中に一定の条件が満たされれば、選手は再び移籍を可能とする条項が含まれているということだ」

つまり、ツォリスとの契約には解除条項が盛り込まれている模様。なお左サイドアタッカーにはボルシア・メンヒェングラットバッハやブレーメン、ウニオン・ベルリンなど複数のブンデスリーガ1部クラブからの興味が伝えられている。

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