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カルバハル、ヴィニシウスの“黙れ”パフォーマンスは「当然のこと。僕たちは彼への侮辱を目の当たりにしている」「刺されれば血が流れるんだ」

レアル・マドリーDFダニ・カルバハルが、レアル・ソシエダ戦の振る舞いで批判を浴びるFWヴィニシウス・ジュニオールについて言及した。

14日に行われたラ・リーガ第5節、敵地レアレ・アレナでのレアル・ソシエダ戦(2-0)で、PKから1ゴールを決めたヴィニシウスだが、プレー以外の振る舞いで物議を醸している。前半にはボールがないところでMF久保建英に肩でぶつかり、またゴールを決めた直後には一部スタンドに向けて人差し指を口にあてる“黙れ”のジェスチャーを行った。

17日のチャンピオンズリーグ、シュトゥットガルト戦の前に会見にカルロ・アンチェロッティ監督とともに出席したカルバハルは、ヴィニシウスがああしたゴールパフォーマンスを見せたのが「当然のこと」と語る。異様であるのは、アウェースタジアムの観客がブラジル人FWを執拗に侮辱していることだと指摘した。

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「僕たちはピッチ内で彼に対する侮辱を見聞きしている。刺されれば、血が流れるということだ。ああしたジェスチャーで対抗するのは当然のことだよ。彼は平静を保てないよう仕向けられているんだから」

カルバハルはまた、ヴィニシウスに対する侮辱を止めさせる方法があるのかを問われて、次のように返答している。

「ヴィニシウスの件はもちろん、自分たちのリーグ、ひいてはフットボールの世界で有色人種の選手が差別的侮辱を受けていることについて、僕たちの考えは明白だ。これまでもその考えを、毅然とした態度で話してきたはずだよ。より厳しいプロトコルができるならば、僕はそれを歓迎するよ」

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