セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、敗れたハーツ戦の判定への不満をあらわにした。
3日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第29節でセルティックは敵地でハーツと対戦。試合序盤にアダム・アイダがPKを失敗し、ヤン・ヒョンジュンが退場となるなど悪い流れになったセルティックは、前半終盤に岩田智輝のハンドが取られて与えたPKを決められて失点する。後半にも1点を許したセルティックは、ハーツに0-2で敗れた。
試合後、ロジャーズ監督は試合結果を左右したヤンの退場と岩田のハンドを取ったVARの判定への不満をあらわに。「オフィシャルについてコメントすることを好きになったことはないが、今日はこれが原因になった。オンフィールドからVARまでのレフェリングは本当にひどかった」と話し、不満を続けた。
「最初のインシデント(ヤンのレッドカード)を見たが、仮に静止画を見れば危険なように見えるが、あれは現実の動きではない。力は掛かっていなかったし、ボールは弾んでいた。イエローカードが妥当だ。この判定で10人になったことに本当に失望している。しかし、我々が取られたペナルティはさらに悪いものだった」
「トモキはジャンプし、着地の途中でまったく見ていない中で、彼の腕を広げさせた軽い接触があった。仮にあれがペナルティだとすれば、毎試合、毎週でペナルティが与えられることになるだろう。あれは間違いなく衝撃的な判定であり、我々の選手たちやサポーターのことを本当に残念に思う」
「オフィシャルはとても、とてもひどかったと思ったし、本当に失望的だ。君たちはVAR担当のジョン・ビートンに何を見ていたのか聞くべきだ。彼はおそらく他の全員とは異なるものを見ていたのだろう!」