セルティックの旗手怜央がリヴィングストン戦後に現地メディアから高評価を受けた。
31日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第31節でセルティックは敵地でリヴィングストンと対戦。前半をスコアレスで終えると、49分に旗手が誘発したオウンゴールからセルティックが先制する。その後、72分にパウロ・ベルナルド、82分にマット・オライリーにも得点が生まれてセルティックが3-0でリヴィングストンを下した。
試合後、イギリス『フットボールスコットランド』ではセルティックの評価を実施。その中で旗手はチーム単独トップとなる8点の評価だった。同メディアは日本代表MFについて「64分しかプレーしなかった中で彼はセルティックの中で際立っていた。得点(公式ではオウンゴール)し、いくつかの素晴らしいパスを供給し、試合を支配した」と高評価を与えた。
中盤でフル出場した岩田智輝は7点で「カラム・マグレガー不在の中で彼は重要な選手になっている。この日本人選手にとって良い1日」と称賛。前田大然と古橋亨梧はともに6点で、それぞれ「フィニッシュは引き続き彼の欠点だが、彼の努力に疑問を持つことはできない」、「得点やペナルティを獲得できた可能性があったが、結果を残せなかった。ポジション取りは良かったが、チャンスを活かせず」と評価された。
また、『BBC』では旗手をプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出。「負傷からの復帰戦でミッドフィールダーは、セルティックにとってどれだけ重要な選手であるかを呼び起こすものを提供した」と同選手のパフォーマンスを称えている。
その他、『デイリー・レコード』ではこの試合でインパクトを残した旗手について「セルティックの中盤に帰ってきた。ミッドフィールダーは離脱中にチームのエンジンルームに大きな虚無感を残していたが、リヴィングストン戦ですぐさま起用された。彼は自身に優勝争いに必要なものがあることを示し、中盤を操って、先制点で決定的な役割を担った」と評価した。