セリエAは、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場枠が「5」に確定したようだ。
準々決勝の日程が終了していよいよ佳境を迎えるCLだが、来季からフォーマット変更により出場チームが「36」に拡大する。今季のUEFA主催の3大会で獲得したポイントの上位2リーグに追加で1つの出場枠が与えられるため、その行方には大きな注目が集まっていた。
そして18日に行われたヨーロッパリーグ(EL)とカンファレンスリーグにて、ローマ、アタランタ、フィオレンティーナとセリエAからは3チームが準決勝に進出。『ESPN』など複数メディアによると、これにより今季のUEFAランキングで2位以上が確定し、来季のCL出場枠が「5」に増えることになったようだ。
現在セリエAで5位につけるチームはローマであり(勝ち点55)、6位にはアタランタ(同51)が続いているが、両者ともにEL準決勝への進出を決めている。仮にどちらかが同大会で優勝かつセリエA6位以下に終わった場合、イタリアから最大6チームが来季のCLに出場する可能性もあるようだ。
なお、5つの出場枠が与えられるもう1つのリーグ枠はドイツとイングランドの争いに。しかし、イングランド勢は今季のCLとELの準々決勝ですべてのクラブが敗退しており、唯一アストン・ヴィラだけがカンファレンスリーグで準決勝に進んだ。一方のドイツ勢は、ドルトムントとバイエルンがCL、レヴァークーゼンがELで準決勝進出を決めている。現時点でドイツがイタリアに次ぐ2位につけているため、5つの出場枠はブンデスリーガに与えられる可能性が高まっていると伝えられている。