Tatsuhiro-Sakamoto(C)GettyImages

コヴェントリーで活躍の坂元達裕を英メディアが称賛「華麗なドリブルが守備陣を苦しめている」

直近4試合で5ゴールと見事なパフォーマンスを見せるコヴェントリー・シティの坂元達裕を英メディアが称賛した。『Football League World』が伝えた。

イングランド2部チャンピオンシップのコヴェントリー・シティは、開幕8試合で1勝のみと不振のスタートを切ったが、ここにきてV字回復。チーム全体が調子を取り戻すと、直近7試合は4勝3分で無敗を継続し、一時は20位だった順位が8位にまで上がってきた。

この大きな理由の一つとして挙げられているのが、ここにきてコヴェントリーで存在価値を示している坂元だ。坂本は昨季、ベルギー1部のKVオーステンデで32試合に出場したが、チームは2部に降格。昨年夏にコヴェントリーに完全移籍をすることになったのだが、これまでのキャリアでイングランドのプレー経験が全くなかったことや降格したチームからの獲得であったこと、チャンピオンシップとしては高額の120万ポンド(約2億円)の移籍だったことから、この獲得は当時ギャンブルと言われていたようだ。

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だが、『Football League World』は、「マーク・ロビンス監督が昨年夏に行ったギャンブルのひとつが実を結びつつある」と指摘。続けて、結果を残し始めている坂元のパフォーマンスを称賛している。

「今シーズン、坂元はこの契約を大成功に導いている。コヴェントリーでは主に右サイドハーフでプレーしており、坂元の華麗なドリブルがチャンピオンシップの守備陣を苦しめている。現在22試合に出場している中、6ゴール2アシストを決めており、そのすべてがここ10試合によるものだ。昨シーズン、オーステンデでゴールを挙げることができていなかっただけに、この成績はコヴェントリーに大きな印象をもたらしている」

当初はギャンブルのように思われていたが、自身の活躍により今ではコヴェントリーにとって欠かせない選手になっているようだ。

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