シュトゥットガルトDFチェイス・アンリはチャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリー戦にも出場するのだろうか。セバスティアン・ヘーネス監督は前日会見では起用するかどうか明言しなかった。
20歳のチェイスは今夏からシュトゥットガルトのトップチームの一員に。CBが複数離脱強いられている状況の中、DFLスーパーカップ決勝後の公式戦4試合すべてに出場し、直近の3試合はフル出場を果たしている。
しかし、14日に行われた今季ブンデスリーガ初勝利を収めた第3節ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)戦ではアントニー・ルオーとダン=アクセル・ザガドゥと2人のCBが途中出場し戦線に復帰。17日の敵地でのレアル・マドリー戦に向けて、守備ラインの構成における選択肢が広まったヘーネス監督の判断に注目が集まっていた。
同監督は前日会見で「チェイスはCLでもプレーできると思うか」と問われると、「もちろんできると思うさ」と返答。次のように続けている。
「先日(ボルシアMG戦)も良いパフォーマンスを見せてくれたし、(3-3で引き分けた第2節)マインツ戦も良かった。あの試合では2つのミスだけ犯し、その罰を受けることになった。まだ若くて、このレベルでの経験がなくても、できると思う」
一方、指揮官は復帰を果たした2人にも言及した。
「アントニーとダクソ(ザガドゥ)といった少なくとも状態がちょっとだけ良くなっている2人の選手がいる。なので考えなければならない。誰をスタートさせるか、若いアンリ、それとももう少し経験があって私は今のところダクソより先発に近いと考えるアントニーを選ぶのか。まだ完了していない。今晩もそれについて話し合うつもりだ」
なお、チェイスはここ1カ月弱でブンデスリーガデビューや初先発、初フル出場を経験。レアル・マドリー戦では先発しなくても途中出場でCLデビューを飾る可能性があるかもしれない。