Mauricio Pochettino Chelsea 2023Getty Images

プレミア最悪の年間19敗目…苦しむチェルシー指揮官「我々は若いチームで、自信と適応が必要」

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、ウォルヴァーハンプトン戦を振り返った。

24日に行われたプレミアリーグ第18節で、ウォルヴァーハンプトンと敵地で対戦したチェルシー。拮抗した展開の中、51分にCKから先制点を許すと、後半アディショナルタイムには痛恨の2失点目。直後にケガで出遅れていたクリストファー・エンクンクがプレミアリーグでのデビュー戦でゴールを奪ったものの、そのまま1-2で敗れている。

『Opta』によると、チェルシーはこれが2023年のプレミアリーグでは通算「19敗」目に。1年間同リーグに所属したクラブではワーストの数字となっているようだ。また、欧州5大リーグで見ても、トップリーグ所属クラブではアルメリア(24敗)、ブレーメン(20敗)、エンポリ(20敗)に次ぐ成績となっているという。

以下に続く

厳しい戦いが続くチェルシーだが、ポチェッティーノ監督は試合後「もちろん、全員が落胆している」としつつ、以下のように続けた。

「この結果以上の価値があるプレーだったと思うが、プレミアリーグのような大会では(結果に対して)冷静にならなければ文句を言うことはできない。その事実から逃れられないんだ。前半はチャンスをたくさん作ったが、決めきることができていない。違うスコアでハーフタイムを迎えるべきだった。相手のほうがより冷静であり、それが結果につながっている」

「我々は若いチームだ。選手の中にはプレミアリーグを初めて経験する選手もおり、このレベルでの自信をつけなければならない。適応する必要があり、もちろんそれは自分自身の自信や信念に関わる。こういった試合から学ばなければならない。まだ改善できることはわかっているし、取り組むべき問題だ」

これで勝ち点22のまま10位にとどまったチェルシー。次節は27日、ホームでクリスタル・パレスと対戦する。

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