Chelsea v FC Internazionale - Pre-Season FriendlyGetty Images Sport

40選手抱えるチェルシー、スターリングら構想外選手に「出場時間は与えられない」…指揮官「正直でありたい」

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、現在構想外となっている選手に出場機会を与えることはないと宣言している。

今夏もジョアン・フェリックスやペドロ・ネトなど続々と選手を獲得したチェルシー。しかし、トップチームに所属する選手は40名を超えることに。クラブ側は移籍市場閉幕までに複数選手の放出に動いていることが伝えられており、先日にはラヒーム・スターリングやトレヴォ・チャロバーの背番号が剥奪されたことが大きな話題となった。

そして、スターリングやチャロバー、さらにベン・チルウェルら構想外選手の扱いについて問われたマレスカ監督は、会見で「様子を見ているよ。私は選手に正直でありたいし、ラヒームに対しても全く同じだ」としつつ、以下のように続けている。

以下に続く

「構想外の選手が構想に入ることはない。残留する場合は出場時間も与えられないだろう。移籍市場終了後に何が起きるかはわからない。誰がここにいるのか、いないのかを確認することになる。私が言えることは、出場時間を得る選手はチームを助けてくれると思う選手たちということだけだ」

また「スターリングが残留しても、もうチェルシーではプレーしないのか?」と問われると、「これはラヒームだけの問題ではない。別々でトレーニングしている選手全員の問題だ。移籍市場が終われば、彼らに出場時間は与えられない。選手たちにははっきり伝えてきたよ」と説明している。

なお『The Athletic』は、チェルシーと週給30万ポンド(約5700万円)の契約を3年残すスターリングだが、関心を持つクラブとの交渉に入る前に現行契約についての問題を解決することを優先していると伝えられている。現地時間8月30日23時の移籍市場閉幕が迫る中、今後の動向に注目だ。

広告