コヴェントリー・シティのマーク・ロビンズ監督は、ノリッジ・シティ戦で坂元達裕を封じられたことについて語った。
3日に行われたチャンピオンシップ第30節でコヴェントリーは敵地でノリッジと対戦。48分にカラム・オヘアのゴールで先制したコヴェントリーだが、60分に同点弾を許す。さらに、71分にリアム・キッチングが退場した後に逆転ゴールを許し、コヴェントリーは1-2でノリッジに敗れた。
昨年12月以降好調を続ける坂元はこの試合で先発したが、数的不利になった75分に途中交代。ノリッジのデイヴィッド・ワグナー監督に対策を立てられ、相手左サイドの徹底的な守備に遭って十分なインパクトを残すことができなかった。
リーグ戦11試合ぶりの黒星を喫した試合後に、ロビンズ監督はノリッジの坂元対策について「彼は(レフェリングから)まったく守られていなかった。彼を試合から締め出すための戦術だったのかどうか彼(ワグナー監督)に聞いてみるべきだ」と怒りをあらわにしながら話し、以下に続けた。
「彼はレフェリーからまったく守ってもらえていなかったし、その後ピッチを後にすることになり、おそらく打撲を受け、ボロボロになった。ただ、これがフットボールだと思う」
一方のノリッジのワグナー監督は坂元への対策を立てていたかについて問われ「イエス。坂元とオヘアはチャンピオンシップで際立っている数少ない選手たちだ。コヴェントリー戦で結果を得たいのなら、彼らを静かにさせないといけない。彼らを静かにさせたのはチーム全体の取り組みだったから、チームを称えることしかできない。試合全体で我々はかなり良くやっていた。選手たちに大きな賛辞を送りたい」と回答していた。