20240214 Tatsuhiro Sakamoto(C)Getty Images

坂元達裕に肘打ちのミルウォールDFが試合後に3試合の出場停止処分…指揮官「明らかに良いものには見えなかった」

ミルウォールのジョー・ブライアンが暴力行為があったとして試合後に3試合の出場停止処分を科された。

11日のミルウォールが敵地で1-2でコヴェントリー・シティに敗れた一戦にフル出場したブライアンは、27分に危険行為に及ぶ。競り合いの中でコヴェントリーMF坂元達裕の顔面に肘打ちを見舞い、日本人選手はグラウンドに倒れ込んだ。

しかし、ブライアンが坂元に肘打ちを見舞ったシーンをマッチオフィシャルは見ておらず、またチャンピオンシップではVARも導入されていないため、試合中のお咎めはなし。それでも、この場面が中継映像に映し出されており、同選手に対しては批判的な声が上がっていた。

以下に続く

そして14日、イングランドサッカー協会(FA)はブライアンに処分を科すことを決定。同選手は通常の暴力行為に科される処分同様に3試合の出場停止を受けた。また、ミルウォールDFは坂元に肘打ちを見舞ったことを認めたとも伝えられている。

ミルウォールのジョー・エドワーズ監督は、ブライアンの3試合出場停止を受けて「厳しい処分だ。私は試合中にあの場面を見ていなかったが、処分としてあのインシデントが我々に報告されたとき、明らかに良いものには見えなかった。我々は異議申し立てをしない。覆せるものではないと我々は理解している」と語っていた。

3試合の出場停止処分により、ミルウォールのブライアンは14日のイプスウィッチ戦、17日のシェフィールド・ウェンズデー戦、24日のサウサンプトン戦でプレーできない。

広告