ラツィオのイゴール・トゥドール監督は、鎌田大地のパフォーマンスに感銘を受けたようだ。
今季ラツィオにフリーで加入した鎌田。しかし開幕直後こそレギュラー起用が続いたが、マウリツィオ・サッリ前監督の信頼を掴めず。直近のセリエA10試合連続でベンチスタート(6試合は出場なし)になるなど、苦しい状況が続いていた。
しかし、サッリ前監督の辞任とトゥドール監督就任で状況に変化が。就任後から鎌田を評価していた新監督は、初陣となった第30節のユヴェントス戦で先発起用。80分まで随所に好プレーを見せ、強豪相手の1-0の勝利に貢献している。
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試合後、トゥドール監督はイタリア『DAZN』のインタビューで11試合ぶりの先発出場となった鎌田に言及。以下のように賛辞を送った。
「重要なゲームを見せたね。彼はゴールデンボーイ。知的であり、戦術的にも優れているよ。彼の野心と必要な忍耐力は気に入っている。我々はもっと成長できるだろう。だが、レンガは天候に合わせてゆっくりと積んでいかなくてはね」
またトゥドール監督は、初陣でユヴェントスを撃破したことについて「私が望んでいた最高の映画。これ以上のスタートはないだろう。選手たちが理解してくれたこと、我々が良いスタートを切れたことを嬉しく思う。だが、幸運も不運も存在しない。そこには仕事があるだけだ」と勝利を喜びつつ、気を引き締めている。