ドルトムントのマッツ・フンメルスは、パリ・サンジェルマン(PSG)を撃破してチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を決めた喜びを語った。
7日に行われたCL準決勝セカンドレグでドルトムントは敵地でPSGと対戦。初戦を1-0で制したドルトムントは、PSGの攻撃を抑え続けると、50分にフンメルスがリードを広げる得点を挙げる。最後までPSGを零封したドルトムントはこの試合に1-0で勝利して、2試合合計2-0で決勝進出を決めた。
2012-13シーズン以来となる11年ぶりのCL決勝進出を決めた一戦で攻守の両面で大きな活躍を残して、大会を主催する欧州サッカー連盟(UEFA)のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたフンメルスは、『DAZN』の中で喜びを語った。
「僕はこれまでのチャンピオンズリーグでほとんどゴールを決めれず、5ゴールだけだった。でも、今はゴール数を追加するのに良いタイミングだったね。グループステージの2試合目以降、僕たちはすべての試合で上手くやれると信じてきたし、(決勝の舞台)ウェンブリーで僕たちが勝てない理由なんて見つからない」
「僕たちは今日、アクティブにプレーし続けたし、試合のペースをコントロールすることができたし、スタジアムの雰囲気を奪い取ることができた。これこそ今日僕たちが成功できた秘訣だ」
なお、ファーストレグに続き、この試合でもUEFAのプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたフンメルスのパフォーマンスを受け、UEFAのテクニカルオブサーバーパネルは「ブロック、インターセプト、タックル、クリア、そしてバックラインでのリーダーシップ。それに加えてゴール、当然だ」と評価。また『TNT Sports』で解説を務めたアリー・マッコイスト氏は「2人のセンターバックは素晴らしかった。フンメルスは信じられなかった」と絶賛した。