イングランド代表のパフォーマンスについて、開催国ドイツのメディアで厳しい意見が相次いでいる。
EURO2024の優勝候補の一角として、大きな期待を集めていたイングランド。開幕戦はセルビア相手に1-0と勝利を収めたが、何度もピンチを招いたことや選手起用に関して批判が集中することに。そうして迎えたデンマークとの一戦だが初戦と同じメンバーで臨むと、1-1の引き分けに終わっていた。
これで1勝1分けでグループC首位に立ったイングランドだが、再び低調に終わったことで厳しい意見が相次ぐことに。するとドイツのテレビ局『ZDF』に出演した元ドイツ代表DFペア・メルテザッカー氏は、「本当に残念だよ」と持論を語った。
「イングランドには、ジョゼップ・グアルディオラ監督やミケル・アルテタ監督の下で活躍する選手がたくさんいる。だが、ここでは何もできていない。長いシーズンで疲れ果てているのだろうか? もうわからないよ」
そして、ボルシアMGで活躍するクリストフ・クラマーもイングランドを疑問視。ガレス・サウスゲート監督の戦術を批判している。
「イングランドのような選手を擁するチームは、ウニオン・ベルリンのように(守備重視で)プレーしちゃいけないよ」
「選手には同情する。彼らはこういったプレーをしなくてはならないので怒っているんだと思うよ」
批判にさらされるイングランド。グループC最終節は25日、スロベニアと対戦する。