イングランド代表のガレス・サウスゲート監督が、ジョゼ・モウリーニョ監督とのエピソードを明かした。『スカイ・スポーツ』が伝えた。
2016年に就任して以降、7年間イングランド代表を率いてきたサウスゲート監督は、EURO2020(ユーロ2020)での決勝進出や2018年、2022年のワールドカップでの好成績など、素晴らしい実績を残してきた。
来年に開催されるユーロ2024を最後にその座から退くかもしれないサウスゲート監督は、すでに先を見据えており、クラブサッカーへの移籍に備えているとされる。そんな中、サウスゲート監督は、モウリーニョ監督から言われたエピソードを明かし、世界のサッカー界で現在のイングランド代表での役割以上に自分を脅かす仕事はないと強調した。
「彼がマンチェスター・ユナイテッドを率いていた頃、ジョゼ(・モウリーニョ)と話したことを覚えている。『今の役割をこなしたら、何でもできるようになるよ』ってね。本当に?と思ったが、7年経った今、それは間違いなく正しいよ」
「誰もがミドルスブラのことを口にする。『ああ、彼がミドルズブラを降格させたんだ』ってね。そうだ。3年目に降格してしまった。でも、私は3年間プレミアリーグの監督を経験したんだ。正直なところ、この仕事(イングランド代表)を経験したことで、世界のサッカー界において自分を脅かしたり、気後れさせたりするような仕事はない。知名度も、プレッシャーも、複雑な問題もないだろう」
サウスゲート監督はプレミアリーグでの指揮を考えているものの、今はドイツで開催されるユーロ2024のトロフィーを掲げて、スリーライオンズでの任期を終えたいと考えているようだ。