エクアドル代表MFマルコ・アングロが死去した。享年22だった。
アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)のシンシナティからエクアドルのLDUキトに期限付き移籍していたアングロ。公式戦20試合でプレーした22歳の同選手だが、10月7日に首都キトの南部で起きた交通事故に巻き込まれ、重傷を負った。その後、複数回にわたる手術を受け、数週間にわたって集中治療室で治療を受けていた。
しかし11日、所属するキトはアングロの死去を発表。声明の中で「深い悲しみをもって、私たちの親愛なる選手、マルコ・アングロの死を知らせしなければならないことを残念に思う。マルコ・アングロの家族と彼の愛する人々に哀悼の意を表する。彼の死は私たちの心に消えない傷跡を残す取り返しのつかない損失だ」と伝えた。
以下に続く
また、エクアドルサッカー連盟は「マルコ・アングロの死に深い哀悼の意を表する。マルコは優れた選手であっただけでなく、最高のチームメイトでもあった。特に彼と一緒に数え切れないほどの遠征や合宿、試合に出かけた私たちの心に深い悲しみを残した。安らかに眠ってくれ、アングリート」と哀悼の意を表した。
アングロはエクアドルのインデペンディエンテでファーストチームデビューを飾った後、2023年1月にMLSのシンシナティに加入。昨シーズンに同チームで久保裕也ともプレーしたが、今年3月からはキトに期限付きで加入していた。また、2022年11月に20歳にしてエクアドル代表に選出されて、イラク戦でデビューを飾り、2キャップを記録した。