EURO2024の選手登録数が拡大される見込みだ。
6月14日にドイツで開幕するEURO2024本戦。今大会では、26選手の登録を認めてきたEURO2020や2022年ワールドカップとは異なり、出場する24カ国の選手登録数は、新型コロナウイルスによるパンデミック前同様に23選手になると昨年の段階から考えられていた。しかし、主催する欧州サッカー連盟(UEFA)は選手登録数を再考することに前向きのようだ。
UEFAは4月上旬にドイツで出場24カ国の監督と役員を招いてワークショップを開催する予定で、その中でコーチ陣からのフィードバックを基に選手登録数を決定する。同組織は声明の中で「出場チームとのワークショップは4月8日に開催され、UEFAはコーチたちの考えを聞くことになる。この件に関するすべての考えは検討され、評価されることになる」と伝えた。
以下に続く
なお、選手登録数を巡っては、オランダ代表のロナルド・クーマン監督がスカッドを縮小しようとするUEFAの考えを「ばかげている」と批判し、26人登録を強く求める発言を残した。また、イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督は「26人なら選手たちにプレー時間を与えることができる。しかし、23人ならより難しいものになることは間違いない」と声を上げていた。