14日に全日程が終了したEURO2024について、人気解説者・林陵平氏が『ABEMA(アベマ)』で大会ベストイレブンを選出した。
スペインの史上最多4度目の優勝で幕を閉じたEURO2024。イングランドやフランス、オランダ、ドイツなどが決勝トーナメントで勝ち上がった一方で、オーストリアやトルコ、ジョージアなどの躍進が目立つなど、連日のように激しい戦いが繰り広げられた。
そして、『ABEMA』などで解説を務めた人気解説者・林陵平氏が大会ベストイレブンを選出。優勝したスペインからは最多6名が選出された。そして、最注目選手にも6試合出場でタイトル獲得に貢献したマルク・ククレジャをピックアップしている。
「ククレジャは守備面での安定感、攻撃面での立ち位置、戦術的な柔軟性に優れた選手です。特に攻撃から守備への切り替え時の相手のカウンターを止めるクレバーな守備能力が素晴らしいです。今回のEUROでも試合を通して高い強度を維持したまま、安定したプレーをし続け、幾度となく相手の決定機を阻止してきました。時には狡猾さをみせ相手が嫌がるプレーができ、相手との駆け引きがうまいです」
「さらに縦ラインの連携も素晴らしく、ニコ・ウィリアムズをうまくサポートしながらも、スペースがあればクロスやフリーランニングでチャンスを創出していました。イングランドとのファイナルでは決勝弾のアシストという大仕事を成し遂げましたね。MVPに相応しい活躍を見せたと思います」
■林陵平氏が選ぶEURO2024大会ベストイレブン
(C)Getty Images▽GK
ウナイ・シモン(スペイン)
▽DF
マルク・ククレジャ(スペイン)
ウィリアム・サリバ(フランス)
カイル・ウォーカー(イングランド)
▽MF
ロドリ(スペイン)
トニ・クロース(ドイツ)
ファビアン・ルイス(スペイン)
ジュード・ベリンガム(イングランド)
▽FW
ラミン・ヤマル(スペイン)
ニコ・ウィリアムズ(スペイン)
ガクポ(オランダ)
監督:ルオス・デ・ラ・フエンテ(スペイン)