フィオレンティーナに加入したGKダヴィド・デ・ヘアは、昨シーズンを無所属で過ごした理由を説明した。
2011年にマンチェスター・ユナイテッドに加入し、12シーズンにわたって在籍したデ・ヘア。公式戦545試合出場でプレミアリーグやヨーロッパリーグ制覇に貢献した他、在籍中にスペイン代表にも定着している。しかし、昨夏に契約満了を迎えて退団が決定。複数クラブの接触があったものの、無所属のまま1年間を過ごしている。
そして先日、デ・ヘアはフィオレンティーナへの加入が決定。9日には1年の延長オプションが付帯する1年契約を締結した。加入会見に臨んだ33歳守護神は、「ヴィオラのユニフォームを着用し、フィオレンティーナを代表できることを誇らしく感じている。みんなに感謝している」と話し、1年間無所属だった理由についても続けた。
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「僕はプレーしないことを決めたけど、引退するつもりはまったくなかった。一人でトレーニングしていたんだ。簡単じゃなかったけどね。僕はマンチェスター・ユナイテッドのようなビッグクラブで12年間を過ごした。マンチェスターは今でも僕の家であり、僕の心はいつものマンチェスターにある」
「複数のオファーが届いたけど、あれだけの長期間マンチェスター・ユナイテッドでプレーした後、モチベーションを見つけるのは簡単じゃなかった。だから一旦プレーするのをやめたんだ。フィオレンティーナからのオファーが届いた時、僕には明白な考えがあった。彼らは素晴らしい歴史や最高のファンのいる最高のチームだ。簡単な決断だったよ」