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フィオレンティーナが最大32億円でユヴェントスFWケーンを獲得…昨夏の完全移籍からわずか1年で退団

フィオレンティーナは、ユヴェントスからモイーズ・ケーンを獲得したことを発表した。

ユヴェントスでファーストチームデビューを飾ったケーンは、クラブとイタリア代表の将来を背負って立つストライカーになると期待を集めてきた。しかし、伸び悩むと、2019年にエヴァートンに移籍してその後期限付きでパリ・サンジェルマンに渡り、2021年から古巣ユヴェントスへの2シーズンの期限付き移籍を経験して、昨夏に完全移籍を果たした。

しかし昨シーズン、ケーンは負傷離脱を経験したりと、公式戦20試合の出場にとどまり、0ゴール0アシストと結果を残せず。そして今夏に24歳の同選手は再びユヴェントスを離れることが決まった。

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9日にフィオレンティーナはケーンの獲得を発表。契約期間は公表されてはいないが、2029年夏までの5年契約になり、250万ユーロ(約4億3600万円)+ボーナスのサラリーを受け取るようだ。

なお、ユヴェントスはケーンの売却額を公表しており、移籍金は1300万ユーロ(約23億円)に上り、4年間で分割支払いされる。また、最大で500万ユーロ(約8億7200万円)のボーナスも付帯するようだ。

ケーンはフィオレンティーナ移籍を受け「トレーニングを始めることが待ち切れない。すでに何人かと会ったし、これからみんなのことを知れることを楽しみにしている。フィレンツェは野心的な街だから、僕はフィオレンティーナを選んだ。ヴィオラパークやピッチ、施設はファンタスティックだ。ピッチに立ち、100%を出し切るためのモチベーションを与えてくれるものだ」とコメントした。

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