フランス代表のディディエ・デシャン監督は、EURO2024ベスト8進出を喜んだ。
フランスは1日、EURO2024ラウンド16でベルギー代表と対戦。終盤にオウンゴールで先制すると、その1点を守りきってベスト8へと進出した。デシャン監督は「準々決勝に進むと予想されていたとしても、この瞬間を味わおう。指を鳴らすだけでは何も生まれない。準々決勝は重要な舞台だ」と喜んだ。
フランスは今大会、奪った3点のうち2点がオウンゴール(1点はPK)となっているが、指揮官は「シュートがネットに入ればそれはそれでいい。このEUROには最高のチームが集まっているし、試合はインテンシティが高い。我々は常にもっと得点する能力を持っている」と話した。
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なお主将エンバペは初戦で鼻骨骨折、ベルギー戦もマスクを着用してのプレーとなった。そんなエースについて、指揮官は「慣れてきているみたいだね」と話している。
「汗の面もあるし、目にも入るだろう。彼は慣れてきているが、視野には影響する。『3Dで見ているようだ』と言っていたよ。目の前のものはすべて問題ないが、周辺視野に遅れがある。でも、これから数週間か数カ月かけて慣れていくしかないだろう」