アトレティコ・マドリーは21日、チェルシーMFコナー・ギャラガーの獲得を発表した。契約期間は2029年6月までの5年契約となる。
ギャラガーは下部組織時代の8歳からチェルシーに所属する24歳。2022年にクリスタル・パレスでの期限付き移籍から帰還した後、ファーストチームに定着する。昨シーズンは多くの試合でチームキャプテンを務めるなど公式戦50試合に出場し、またEURO2024では決勝進出を果たしたイングランド代表に選出されて5試合でプレーした。
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しかし、新シーズンを迎えるにあたってファイナンシャル・フェアプレーの観点から、ギャラガーはクラブにとっての売却要員となることに。12日には移籍が合意となったアトレティコに到着し、練習にも取り組んでいた。
そのような中、アトレティコがギャラガーを獲得し、ラ・リーガの選手として登録するためにはサラリーキャップの余裕が必要に。チェルシーにFWサム・オモロディオンを移籍金4000万ユーロで売却する考えだったが、交渉が決裂。ギャラガーの移籍成立が保留となり、去就が不透明となっていた。
そしてついに、チェルシーとアトレティコが、オモロディオンの代わりにポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの移籍が決まったとされ、ギャラガーの加入も成立することに。報道によると、移籍金は4200万ユーロ(約68億円)になるという。